「水曜日のアルケミスト」
※2019.5.30 末尾に追記しました。
5月、6月は、
「水曜日のアルケミスト」と題して、
ハートエデュケーションセンターでご提供しているインナーチャイルドの学びとはまた違う方向から、自分の内側を探索する機会をご提供しています。
今月5月は、立体神聖幾何学を作りました。
週に1回、水曜日の夜、zoomに集う魔女達…ほほほ。
全3回のうち、第1週目は、基本のカタチとも言えるマカバを作成。
ひとつなるものの象徴である綿棒を使って、
木工用ボンドで根気よく繋げていきます。
簡単に見えるけど、
案外、難しい…
綿棒同士の接合が微妙にずれると、
すべてがずれていき、カタチを成さなくなる。
最初は良くても、一番最後の点を繋ごうとすると、
歪みが明瞭化して、繋がらなくなる。
はじめが肝心。
はじめのはじめ、無から有(最初の接合)を生み出すことの、
壮大な緊張感よ…
立体を作れば作るほど、
その重要性に驚かされます。
クラスに参加してくれた皆さんも、
立体を作ることで様々な氣づきや反応があった様子。
ただ、綿棒を繋げていくだけなのに、
昔のことが思い出されたり、
自分の思いグセ(信念)が明らかになったり…
「うわーーーー!」
「こんな自分がいるんだ」
発見の連続により氣づきが深まり、
それぞれに豊かな時間となりました。
翌週2回目は、ベクトル平衡と呼ばれるカタチを。
こちらは、前の週に作ったマカバと綿棒の数は同じ。
36本でできています。
マカバが揺るぎなく外へ向かうカタチ、
男性性のエネルギーを持つカタチだとしたら、
ベクトル平衡体は中心の一点にパワーが集中するカタチで、
そしてなんと、グニグニと動くカタチ。
動くスキマを持つ、女性性のエネルギーを表しているカタチです。
トーラス構造を表すこのカタチは、
エネルギーが中心から外へと流れ、また戻ってくることで、
大いなる循環を起こしていると示してくれています。
同じ本数でできているのに、
現れがまったく違うように見えるこの二つのカタチは、
2つ並べて見てみると、
同じカタチであるとわかります。
立体なので、様々な角度からカタチを観ることができ、
そうして観ているうちに、同じようなカタチを表すことに氣づきます。
外へ向かうことと、
内に向かうことは、
同じことなのです。
最終週である3回目に作ったのは、
マカバとベクトル平衡体を組み合わせた組子を作りました。
これこそ、最も難しそうですが、
仕組みがわかれば、あっという間に作れてしまいます。
外へ向かうマカバと、
内へ向かうベクトル平衡体。
阿と吽。
呼と吸。
この2つのカタチが合わさることで、
陰と陽、
男性性と女性性、
光と影、
上と下、
右と左、
天界と地上界、
視えるものと視えないもの…など、
様々な二極性を表現してくれます。
36本使うカタチが2つ合わさるので、
使う綿棒は72本。
72といえば、地球(人類)を守る天使の数でもありますね。
今回の「立体神聖幾何学を作る」では、
まずカタチを作ることで、
自分の内側を旅しました。
次回、また機会があるのなら、
数やエネルギーの話、
秘められた智慧などについても、
お話してみたいです。
ご参加いただいたみなさま、
豊かな時間をありがとうございました。
※追記※
立体神聖幾何学をこよなく愛する友人から、とても大事なことを伝えてもらえましたので、ちょこっと追記します。
立体神聖幾何学のワークショップやセミナーを開催されているトッチさんの仰るには、マカバが女性性、ベクトル平衡体が男性性なんだそうです。
およよ?
私が現時点で受け取っていたエネルギーと真逆だ…!!!
私の視点、まだまだズレてないんだ!!!
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来月6月の水曜日は、
夜な夜な物語を読み解きます。
アーキタイプ(元型)について学び、
それを基に、幼い頃心惹かれた物語の中に「自分」を見つけていきます。
こちらも全3回。
1回だけの参加も大歓迎です。
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